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求人情報

社員インタビュー:製品開発

常に新しいものを追い続ける。簡単にできる装置ばかりではない。それでも、やりぬく前向きさが大切。製品開発 村松徳雄

1972年に本田工業に入社しました。
とは言え、当時は、社長が会社の中に開発部を立ち上げて、試験装置の受注を始めたばかりの頃。

試験装置の部門は社長と私2人だけでした。
入社して、すぐに大きな動風圧試験装置の仕事があって、社長と2人で納品しました。
何も分からなかったですけれど、見よう見まねでもう必死で納品しました。

入社以来、試験装置一筋です。
この仕事をやっていて面白いと思うのは、すべてがカタチとして残っていくことです。
それと全てがオーダーメイドの装置で、マニュアル通りに物事が進まない。
それを何とかクリアしていくことも面白いところです。
長く一緒に仕事をしてきた外部ブレーンがいるので、そうした人たちとともに効率良く装置をつくっていくことが必要です。

設計・開発だけでなく、営業も担当しています。
お客さまと話していて思うのは、お客さまは常に新しいものを望んでいるということ。
だから、営業の仕事で大切なのは、お客さまも忙しいですから、常に新しい資料をこちらから先回りして提示することですね。

それと大切なのはやはり技術知識。
すべて特注の装置ですから、お客さまも色々な疑問点や不安なところもあります。
その時には、試験装置エンジニアのプロとして、丁寧にすぐにお答えします。
そのことでお客さまは安心し、こちらを信頼してくれる。
技術知識と現場経験が豊富なエンジニアと話せば、その場で結論が出せる。
これが重要なことです。

だから、本田工業の営業はエンジニア知識が豊富にないと通用しません。
設計だけでは、力が付かない。
現場に関わり、お客さまに関わり、そうした生きた知識がエンジニアとして成長させていくのだと思います。

すべての仕事に思い入れがあるのですが、印象深いのは、やはり入社して初めて社長と二人で納品した装置。
それと自動車メーカーに納品した実車用のトラバースですね。
製品が出来上がって、風洞の中に設置したのですが、振動したりで、なかなか正確な位置精度が出ない。
非常に精密な精度を求められますからね。

何度も調整をして、3日間は現場に付きっきりになりました。
そんな苦労の甲斐あって、装置が思い通りの数値をはじき出した時の喜びはひとしおでした。

常に新しいものを追い続ける。苦労しながらモノを作り上げていく。
簡単にできる装置ばかりではない。
それでも、最後までやり抜く前向きな人が良いですね。
それと設計だけとか電気だけとか、自分のフィールドを限定しないことも求められます。
いろんな技術要素や顧客ニーズがからみ合って製品が出来上がるので、一つの知識だけでは、製品はつくれないですね。 技術的に言えば、非常に高度で複雑。
興味のある人にはたまらなく面白い仕事です。
私が今まで培ってきた経験や知識を伝えたい。
基本的な知識のある人なら、私が必ず一人前に育てます。